全日本選手権第7戦ラリー北海道は、25日(日)にデイ2の5SSを走行し、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションⅩ)を逆転。3.7秒差をつけて、前戦に続き2連勝を飾った。58.1秒差の3位には、鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)がつけている。
「昨日の段階でサスペンションを含めて、色々と心当たりだった部分を変えたのが良かったですね。しっかりとした状態であれば、こうやってステージで勝つことができるとあらためて思いました」と、新井は笑顔で語った。
前日まで首位を走行していた奴田原は2位という結果に「やられましたね、今日は新井選手に完敗です。長いステージもけっこう頑張ったんですけどね……」と、悔しさを覗かせた。
また、JN5は柳澤宏至/中原祥雅(プジョー 208 R2)が、2位の大倉聡/豊田耕司(TGR Vitz GRMN Turbo)に大差をつけてシーズン4勝目を飾った。