WRCフランス戦ツール・ド・コルスは9月29日、5.40kmのソルボ・オカナノステージでシェイクダウンを行った。タイトル4連覇がかかるセバスチャン・オジエは、3回走行。その最後の走行で、全体のトップタイムを叩き出した。またフォルクスワーゲン・モータースポーツのチームメイトで昨年のコルシカの覇者、ヤリ‐マティ・ラトバラも、5回目となる最後の走行でオジエに0.8秒差の2番手タイムをマークした。3番手は、このコルシカが今季最初のターマック戦となるクリス・ミーク。
「このイベントで勝ちたいと思いは、隠さないよ。フランス戦では2回勝っているが、コルシカでは今まで勝った事がない。その事実を変えたい」とオジエ。
「テストでは、ロングステージに向けたセットアップに取り組み、タイヤをセーブできるように合わせた。このラリーは、ドライビングスタイルはもちろん、セットアップも鍵になるからね。ラリー中、毎日ロングステージがあるが、セクションはそれぞれ大きく異なるので、リズムを合わせなくてはならないし、異なるコンディションにも対応しなくてはならない。ビッグチャレンジだよ」
なお、4番手タイムは、ティエリー・ヌービル、ダニ・ソルド、クレイグ・ブリーンの3人が同タイムをマークしている。
WRCフランス シェイクダウン結果
1 S.オジエ(フォルクスワーゲン) 3:51.7
2 J-M.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +0.8
3 K.ミーク(シトロエン) +1.4
4= T.ヌービル(ヒュンダイ) +1.7
4= D.ソルド(ヒュンダイ) +1.7
4= C.ブリーン(シトロエン) +1.7
7 H.パッドン(ヒュンダイ) +3.3
8 A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +3.8
9 O.タナック(フォード) +4.3
10 E.カミリ(フォード) +5.3