WRCフランスでWRC2デビューを迎えるヒュンダイi20 R5。ヒュンダイ・モータースポーツからは開発ドライバーも務めてきたケビン・アッブリングをエントリーさせているが、そのアッブリングはシェイクダウンに姿を見せなかった。
イベント前記者会見でシェイクダウンを欠席した理由について問われたアッブリングは「ホモロゲーション作業に遅れが出た関係で、(イベント前の)車検が遅れた。今はすべて解決し、車検も通ったが、この遅れのためにシェイクダウンに参加できなかった」と説明した。「それでも、午後2時まで走行は許されているので、会見が終わったらすぐに走りたいと思っている」
開発に関わってきたマシンのデビュー戦に臨む気分について聞かれたアッブリングは「ゼロから関わってきたみんなと、ついにその作業が完成を迎えたのだから、素晴らしいフィーリングだよ。みんなにとって、特別な瞬間だ」とコメント。
「開発の初期段階から、このマシンのパフォーマンスは本当に素晴らしい。ハンドリングに関しては、みんな満足している。今回は2台のカスタマーカーも参加しているので、みんなが同じ意見を持てるかはこれから分かるけど、僕らは自信を持っている」