アブダビ・トタルのスペイン布陣は、ミーク、ブリーン、アル‐カシミ – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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アブダビ・トタルのスペイン布陣は、ミーク、ブリーン、アル‐カシミ

©CITROEN

今季のWRC参戦は、残すところ2戦となったアブダビ・トタルWRT。今週末のスペインには、クリス・ミーク、クレイグ・ブリーン、カリッド・アル‐カシミ、3台のシトロエンDS3 WRCをエントリーする。

ミークは2011年のスペインで自身初のWRCステージウインを飾り、初めてポイントも獲得しており、自身にとって特別なラリー。今回が9度目の参戦となり、昨年の5位よりも上位でのフィニッシュを目指す。
「このラリーは何度も参戦しているが、グラベルステージでの経験は少ない」とミーク。
「今回の目標は、コルシカと同じくいいリズムをつかみ、2017年に向けて成長し、準備を整える事。今季は、どのイベントでもコンペティティブに戦えていて、すべてが順調に来ている。だからスペインでも、同じ流れでいきたい」

クレイグ・ブリーンも、S2000マシンで参戦した2012年に、初めてWRCポイントを獲得。この時は、総合6位にも食い込む健闘を見せた。今回が5度目のスペイン参戦となるブリーンは「コルシカから1週間しか経っていないのに、もう次の準備が始まるんだから最高だよ」と語る。
「その間に、2017年と2018年のシトロエンのワークスドライバーを務めることが発表されたんだからね! このイベントはよく知っているので、WRカーでの走りを学ぶ上でも役立つ。いま、グラベルにもターマックにも、自信を持って臨めるから、一晩でグラベルからターマックに切り替えることも、落ち着いて取り組める。スペインには、アイルランド人の応援もたくさんいるから、楽しみだよ」

アル‐カシミも、スペインは8度目と経験が長く、ベストリザルトは2010年の総合7位。月曜日には、サロウ周辺で短いテストセッションに参加した。
「グラベルラリーは1年ぶりなので、テストセッションは自分にとって、とても重要だった」とアル‐カシミ。
「(クロスカントリーラリーの)モロッコラリーに参戦したばかりで、マシンもペースノートも全く違うので、切り替えなくてはならない。スペインはとても雰囲気がいい。シトロエン・レーシングも体制を発表し、とてもいいムードになっている。クリスとクレイグにがんばってもらいたい」



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