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ルフェーブル、GBからWRC実戦に復帰

©CITROEN RACING/AUSTRAL

アブダビ・トタル・ワールドラリーチームは、今週開催されるWRCラリーGBに4台のシトロエンDS3 WRCをエントリーする。

CITROEN RACING/AUSTRAL

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チームのWRCプログラム今季最終イベントとなるラリーGBは、クリス・ミーク、クレイグ・ブリーンにとっては母国戦。そして、ドイツ戦のクラッシュで負傷し治療に専念していたステファン・ルフェーブルも、今戦から競技に復帰する。コ・ドライバーのギャビン・モローは治療が続いているため、今回、ジル・デ・タルケイムがパートナーを務める。さらに、ここまでWRC2に参戦してきたクエンティン・ギルバートが、WRカーデビューを果たす。

9回目のGB参戦となるミークは、チームの中で最も経験の長いドライバー。昨年は2位に食い込んでいる。
「GBは当初、参戦プログラムには入っていなかったが、チャイナ戦がキャンセルになったことで参戦できるようになった。とてもうれしいよ!」とミーク。
「ウエールズは、どこよりも天候と走行順が重要になる。どんな状況になったとしても、スタートが待ち切れないよ。どのステージも特別だが、特にハフレンは今年、初めて逆方向で走る。今季最後のWRC参戦となるので、ドライビングをエンジョイしながら、2017年に向けて勢いをつけていきたい」

ブリーンは、5度目の参戦となった昨年のGBではWRC2部門でポディウムフィニッシュを飾った。
「英国選手権で何度も走ったステージなので、楽しみにしている」とブリーン。
「たくさん思い出があるけど、特に2011年にジュニアWRCタイトルを決めたことがハイライトだね。コ・ドライバーのギャレス・ロバーツはウエールズ出身だった。今年の開幕ステージは、まさにあの時タイトルを決めた場所なんだ。コンディションにもよるが、もし走行10番手がアドバンテージになるようなら、フィンランドの時のようにポディウムが狙えると思う」

負傷からの復帰戦に臨むルフェーブルは、2017年からのシトロエンWRC本格復帰に向けて、準備としての参戦という目標を掲げる。実戦復帰に向けて、ギルバートとともにテストにも参加した。
「ドイツ戦から2ヶ月、WRCの舞台に戻ってこれてうれしいよ」とルフェーブル。
「自分のフィーリングをつかむこと、2017年に向けての経験を積むという、重要な週末になる。コ・ドライバーのトルケイムとは、スペインでレッキに参加し、今回に向けて備えていた。GBは好きなラリーだし、ドライビングできる準備は100%整っている手応えを感じている。上位と離されないように、安定したレースがしたい」



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