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デュマ、トロフィー受賞でコリン・マクレーの思い出を語る

 

ERC第5戦イプルーラリーでは、R-GTカップ部門で参戦したロメイン・デュマ(ポルシェ911 GT3)にコリン・マクレー・フラットアウト・トロフィーが贈られた。

先日のル・マン24時間でのポールシッター、デュマは総合4位を走行、R-GTカップ部門での優勝も目前に迫っていたが、最終1本前のSS16でトランスミッションのトラブルに見舞われ、リタイアを喫した。しかし、その貫録の速さが評価され、各イベントで印象的な走りを披露したドライバーに贈られる同賞が、故コリン・マクレーの実父、ジミー・マクレーの手から贈られた。

「素晴らしいイベントだったし、このトロフィーを受賞したことをとても誇りに思う」とデュマ。
「ラリー参戦は、ご存知の通り楽しむことが目的だった。楽しむ事も、プッシュする事も好きだ。イプルーは僕にとって新しいラリー。とても難しいと聞いていたし、実際そうだった。右に行くところを左に行った事もあるけど、リズムをつかんでからは僕も速かった。すごくうれしいし、次に参戦する時は、今回よりも2SS多く走って、ラリーをフィニッシュしたいね!」

「コリンの事は、彼がル・マンに参戦した時のことを覚えているよ。オープンフェイスのヘルメットを被っていたからね。通常はオープンフェイスを被る人はいない。箱車でオープンフェイスを被ってみたかったけど、ポルシェはそれを望んでいないんだ。でも、ベルトを締めたり何をするにもオープンフェイスの方が便利だと思うんだけどね」

「コリン・マクレー・フラットアウト・トロフィーを受賞したことは、とても光栄。かなりプッシュしていたと思う。ポルシェも速かったし、速くあるためにはアグレッシブでなくてはならない。マクレーのようにね。だから、この受賞はとてもうれしいよ」

なお、このイプルーラリーのR-GTカップ部門は、パトリック・スニヤーズ(ポルシェ997 GTS)が勝利を飾っている。 



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