MEGA WEB、歴代WRC参戦車両を展示する「Motorsports Heritage」をオープン – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

MEGA WEB、歴代WRC参戦車両を展示する「Motorsports Heritage」をオープン

©MEGAWEB

MEGA WEBは、12月16日(金)よりヒストリーガレージ1階をリニューアルし、新展示エリア「Motorspots Heritage」と「CAFE&BAR Grease」がオープンしている。入場は無料だ。

「Motorsports Heritage」は、レース参戦車両やモデルカーでモータースポーツの歴史を紹介するコーナー。その第1弾として、2016年6月〜9月に実施した企画展「トヨタWRC参戦の系譜〜2017年新たな挑戦〜」で展示した車両やパネルを設置。WRCに再参戦するトヨタのラリーの歴史を紹介する。

展示車両は第5回豪州一周ラリーに日本車として初参戦したトヨペットクラウンRSDをはじめ、グループB、グループA、WRカーまで8台のラリーカーが入れ替わりながら展示される。

また、併設のカフェが「CAFE&BAR Grease(グリース)としてリニューアル。レーサーたちが食事をしたり疲れを癒すドライバーズラウンジをイメージし、こだわりの品々のなかでイタリアンコーヒーや食事を楽しめるという。

MEGAWEB Motorsports Heritage展示車両(入れ替えあり)

⾞名参戦年 主な戦歴
トヨペットクラウン
RSD ※レプリカ
1957年「第5回・豪州⼀周ラリー」に⽇本⾞として初めて参戦した⾞両。
47位で完走を果たす。
セリカツインカムターボ
(TA64)
1985年「グループ B」で争われるWRC参戦用として、
セリカをベースに開発したラリーカー。
85 年サファリラリー優勝。
トヨタ MR2
(222D)
1985年国際⾃動⾞スポーツ連盟が発表した「グループS」構想に沿って開発。
MR2 ベースの4WDだが、構想⽴ち消えにより参戦なし。
セリカ GT-Four
(ST165)
1990年「グループA」規定によるWRC参戦用に開発したトヨタ初フルタイム・
4WD ラリーカー。90年サファリラリー優勝。
セリカ GT-Four
(ST185)
1993年 92年はドライバーズチャンピオン、93・94年は計13勝と
2年連続マニュファクチャラーズチャンピオン獲得。
⻩⾦期を築いた。
セリカ GT-Four
(ST185)
1995年 95年サファリラリーで藤本吉郎が優勝、
⽇本⼈初のサファリ優勝者に。
GT-Fourは4年連続、セリカは通算8度目の快挙。
セリカ GT-Four
(ST205)
※レプリカ
1995年 ST185後継としてデビューした、1995年コルシカラリー優勝⾞。
前輪のスーパーストラットサスペンションが話題になった。
カローラWR-Car
※プロトタイプ
1997年WRカー規定に基づき開発された、
欧州向けカローラをベースとした4WD。
通算4勝、99年マニュファクチャラーズチャンピオン。


RALLY PLUS