4月3日木曜日、WRC第4戦ポルトガルが開幕した。SS1はホストタウンのファロから首都リスボンへ移動しての市街地スーパーSSとなる。3.27kmのアスファルトステージを制したのはチャンピオンのセバスチャン・オジエ。ヤリ‐マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンと続き、目下3連勝中のフォルクスワーゲン勢が調子のよいところを見せつけた。
「いいスタートだけど、本当のラリーは明日から。もちろん簡単に勝てるとは思っていないけれど、当然勝ちを狙っていくよ」とオジエ。
4番手にはヒュンダイのティエリー・ヌービル、5番手にはシトロエンのクリス・ミーク、6番手にはフォードのミッコ・ヒルボネンがつけているがいずれも僅差。
4日金曜日は、3つのSSを2度走行する計6SSが設定。ファロの北西部を舞台として21.50〜26.48kmという中距離のステージが続く。
【SS1】SSS Lisboa (3.27 km)
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン) 2:52.7
2:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1.3
3:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +2.2
4:T.ヌービル(ヒュンダイ) +2.9
5:K.ミーク(シトロエン) +3.6
6:M.ヒルボネン(フォード) +4.3
7:O.タナック(フォード) +4.5
8:R.クビカ(フォード) +4.8
8:M.オストベルグ(シトロエン) +4.8
10:J.ハンニネン(ヒュンダイ) +5.3