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ダカールラリー5日目:ローブが2度目のステージウィン、ペテランセルが首位に浮上

©REDBULL

ダカールラリー2017の5日目は、1月6日、ボリビア国内のトゥピサ〜オルロの合計距離692km、競技区間は447kmが予定されていたが、豪雨のために219kmに短縮された。

この日は、スタート順のアドバンテージを活かしたセバスチャン・ローブ(プジョー)が、今大会2度目となるステージウィンをマークした。
「ここまででもう2回のステージウィンをマークすることができて、とても満足している」とローブ。
「去年は序盤速く走れたが、WRCタイプのステージの多かった去年よりも、今年はまさにラリーレイドというステージを走行している。ダニエル(エレナ、コ・ドライバー)と自分にとって、自分たちの道は正しいという自信を与えてくれている。ビバークまでは長い道のりを走らなくてはならないが、ステージウィンを獲った時は気にならないね」

一方でチームメイトのシリル・デプレは道を拓かなくてはならないリスクが影響し、ナビゲーション面で苦戦。この日は4番手タイムに終わり、総合順位でも3位に後退した。デプレに代わって首位に立ったのは、同じくチーム・プジョー・トタルのチームメイトで昨年の覇者、ステファン・ペテランセルだ。この日のステージでローブから1分半遅れの3番手タイムをマークしたペテランセルは、総合順位ではそのローブに1分9秒の差をつけている。

REDBULL

「午前中は雨がたくさん降ったが、一番の問題はナビゲーションだった。我々は2分をロスしたが、今日は誰もがロスしたと思うので、一日が終わってみれば大きな問題にはなっていなかった」とペテランセル。
「レースをリードするのはいつでもいいものだが、差は本当に小さいね」

休息日まであと一日を残した時点で、総合順位ではプジョー勢がトップ3を独占しているが、3位のデプレとペテランセルとの差は約5分。4位にトヨタのナニ・ロマがつけている。

X-RAID/Eric Vargiolu/DPPI

MINIジョン・クーパー・ワークス・ラリーのミッコ・ヒルボネンはこの日、ナビゲーションに苦しんで15番手タイム。総合5位につけているが、首位から約42分と差が広がった。

日野チームスガワラは、菅原照仁が総合12番手、菅原義正が総合32番手とそれぞれ順位を2つ上げ、さらにクラス1-2をキープ。チームランドクルーザー・トヨタオートボデーも、前日のレグ4を終えた時点で、クリスチャン・ラビエルと三浦昂がクラス1-2体制を維持している。

大会前半戦の最後となる7日のステージ6は、オルロからボリビアの首都ラパスまでの合計距離786km。うち競技区間は527km。競技はこの後、ラパスで休息日を迎える。



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