ダカールラリー2017、8日目(1月9日)ステージ7のルートはラパスから塩湖で有名なウユニ間の合計距離622km、うち競技区間は322km。
1-2-3体制でラリー後半戦に臨むプジョー・トタルはステファン・ペテランセルとセバスチャン・ローブがステージ1-2フィニッシュを達成し、総合順位でも1-2番手を堅持、一方3番手につけていたシリル・デプレはステージトップのペテランセルから9分7秒遅れのステージ7番手タイムとなり、総合順位は4番手にドロップしている。デプレに代わって総合3番手に浮上したのはトヨタのナニ・ロマ。総合5番手はMINIのミッコ・ヒルボネン。総合6番手には、この日ステージ3番手タイムを出したトヨタのジニール・ドゥビリエがつけている。
1分57秒差で首位を守り切ったペテランセルは「ナビゲーションは簡単ではないし、高地でパワーが出せないこともあり、短いけれど、面白いステージだったね。リードはないよりはマシだと思うけれど、総合順位ではまだまだ僅差だ。まずはこの段階で優勝争いができていることが重要だと思っている。誰にとっても面白いラリーになっていると思うよ」とコメント。
日本から参戦のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーのクリスチャン・ラビエルは総合29番手、三浦昂は総合30番手。日野チームスガワラの2台は菅原照仁が総合10番手、菅原義正が総合31番手としている。
9日目のステージ8はウユニからアルゼンチンのサルタへと南下する892km。うち競技区間は492kmとなっている。
2017年ダカールラリー総合順位(Stage7終了時点/Car)
1 S.ペテランセル/J-P.コトレ(プジョー) 15:57:06
2 S.ローブ/D.エレナ(プジョー) 15:59:03
3 N.ロマ/A.ハロ(トヨタ) 16:08:13
4 C.デプレ/D.キャステラ(プジョー) 16:11:07
5 M.ヒルボネン/M.ペリン(MINI) 16:44:30
6 G.ドゥビリエ/D.フォン・チチェウィッツ(トヨタ) 17:08:50
7 O.テラノバ/A.シュルツ (MINI) 17:13:12