トヨタは、コンパクトカー「ヴィッツ」をマイナーチェンジし、1月12日より発売した。市場から強い要望があったハイブリッド車を追加するとともに、エクステリアデザインの大幅な変更を施している。
今回のマイナーチェンジでは、通常のマイナーチェンジの枠を超え、ハイブリッドシステムの改良をはじめ、ショックアブソーバーの改良やボディ各部の高剛性化による優れた走行性能の実現、加飾をブラックで統一した内装デザインの採用などにより、より商品の魅力を向上したとしている。
フロントバンパーやリアコンビネーションランプは、先頃公開されたWRC参戦車両「ヤリスWRC」と共通のイメージとなっている。気になる走行性能についても、新構造のショックアブソーバーの採用に加え、ボディ各部のスポット溶接増し打ちなどによるボディ剛性の強化、インストルメントパネル周りのブレースの板厚アップにより、優れた操縦安定性と乗り心地を両立しているという。
また、16インチアルミホイールとエアロパーツを装着しスポーティな外観を演出する“Sportyパッケージ”も新設定された。なお、マニュアルトランスミッションを搭載した「RS」などのスポーツグレードは、いまのところ設定されていない。
価格は、118万1520円から223万7760円。