シュコダのゲストドライバーとしてラリーモンテカルロに参戦したアンドレアス・ミケルセンが、2017年仕様のフォルクスワーゲン・ポロR WRCでのWRCトップカテゴリーへの復帰を望んでいると、wrc.comが報じている。
「ポロRをドライブしたい」
ミケルセンはイギリスの新聞にこう語っている。
「どうやって走らせたら良いか、その方法を知っている唯一のクルマだ。ポロRとは数え切れないくらい多くのテストを行ってきた。自分にとって本当に特別なものなんだ」
「ポルトガルかポーランドあたりでの参戦を目指している。今年は3イベントほどの参戦を視野に入れている。そして、来シーズンはファクトリーチームに復帰したい。そのために、フォルクスワーゲンはできることすべてをやっているし、みんなハードに働いているよ」
フォルクスワーゲンは、ポロRがWRCのコンペティションの場に戻ることができると述べているが、たとえ契約がうまくいったとしても、ポロRがWRCに出場するには、昨年中断されてしまった公認プロセスを完了させる必要がある。ホモロゲーションは、登録されたWRCマニュファクチャラー、すなわちシトロエン、ヒュンダイ、Mスポーツ、トヨタの承認を受けてはじめて完了する。
ラリーモンテカルロのWRC2で圧勝してみせたミケルセンは振り返る。「いいラリーだった。でも、最終的には本当にできるだけ早くWRカーでWRCの場に戻りたい。目標は2018年に最も競争力のあるチームとともに、世界選手権タイトルを戦うことだ。そのために必至で取り組んでいる」