ERCラトビア戦では、プジョーラリーアカデミーのドライバーとして207S2000最後のERC参戦に挑んだクレイグ・ブリーン。勝利を捧げたいと語っていたものの、ヘビースノーのコンディションにセッティングを合わせ切れず、3位ポディウムフィニッシュに留まった。
ラトビア戦がフィニッシュした2月2日に24歳の誕生日を迎えたブリーンだが、翌週はフォード・フィエスタRS WRCにマシンを乗り換えてWRCスウェーデンに参戦予定。3日月曜日にはレッキが始まることから、ラトビアでの記者会見を終えると慌ただしく、コ・ドライバーのスコット・マーティンと共に、ラトビアの首都リガから飛行機に乗り込み、ノルウェーのオスロへと向かった。ここから陸路でスウェーデンに入り、ホテルに着くのは深夜2時の予定。
「月曜日は朝6時からスウェーデンのレッキが始まるから、何時間寝られるか分からないけど」とブリーン。スウェーデンではプジョーラリーアカデミーから特別な配慮を受けて、フォードをドライブする。「長い一日になるけれど、喜ばしいことのためだからね」
スウェーデンを終えた後、3月28-30日には、ERCアクロポリスが控えるブリーン。ここで、プジョーのR5マシン、208T16の実戦デビューを迎える。