2月7日に開幕するWRCスウェーデン。かつて北欧勢が絶対的な強さを誇り、特にスウェーデン出身のスティグ・ブロンクビストは7勝をマークしている。今年は、ブロンクビストが1984年にドライバーズタイトルを獲得して30年目の節目に当たる。
このブロンクビストが、今年のスウェーデンでヒストリックカー部門に1981年のアウディ・クワトロでエントリー。昨年、この部門で優勝を果たしたディフェンディングチャンピオン、ペター・ソルベルグに挑む。
「一昔前のチャンピオンが、さらに古いチャンピオンに挑むバトルだ」とブロンクビスト。「マシンのオーナーが我々のエントリーを望んだので出ることにした」
一方のソルベルグは、フォード・エスコートMK2で参戦。元コ・ドライバーのフィル・ミルズ率いるバイキング・モータースポーツがマシンをプリペアし、コ・ドライバーはパニラ夫人が務める。