今季はアダプタ・モータースポーツからWRC参戦するマッズ・オストベルグ。モンテカルロをスキップしたため、自身のシーズン初WRC戦となるスウェーデンに向けて、1月28日、母国ノルウェーの国内選手権、ラリー・フィンスコグに参戦し、同シリーズ初となる3連覇、通算6勝目をマークした。
「一日を通して、順調に走った。多少のトラブルはあったが、想定内。ベイビー、ブライニドルセンも、素晴らしい走りだった。WRCスウェーデン戦を楽しみにしている」と語るオストベルグだったが、先頭走行もあって、SS1はオーレ・クリスチャン・ベイビーに先行を許すサプライズも。しかし、その後は貫録の走りを見せつけ、若手を退けた。
アイバインド・ブライニルドセンも、ベイビーに0.3秒差の3位と健闘。ベテランのヘニング・ソルベルグは、SS2でギアボックスのトラブルによりリタイアとなった。
ラリー・フィンスコグ結果
1. M.オストベルグ(フォード・フィエスタR5) 47: 50.5
2. O-C.ベイビー(シュコダ・ファビアR5) +5.0
3. E.ブライニドルセン(フォード・フィエスタR5) +05.3
4. F-T.ラーセン(フォード・フィエスタR5) +40.7
5. N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) +1:00.8
6. A.グロンダル(フォード・フィエスタR5) +2:11.0