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WRCスウェーデン事前情報:シリーズ唯一のフルスノーイベント

 

WRC第2戦スウェーデンは、2月9日〜12日の日程で開催されるスノーラリー。シリーズ唯一のフルスノーイベントで、雪のバンクが並ぶ凍った路面が特徴だ。タイヤはスタッド入りで、雪のなかでもグリップを発揮するが、凍結するとスタッドが氷を砕いて砂利の路面が表出するところもある。気温は常に氷点下で、サービスはマイナス25度のなかでの作業となる。

ラリーは木曜日の夜にカールスタッドのスーパーSSからスタート。金曜日はノルウェーとスウェーデンにまたがって走行し、土曜日はハグフォース近辺の古典的なコースと14年前以来久々の使用となるKnonとを合わせたコースに。そして日曜日にはトースビーでライブTV/パワーステージも行われる。ステージ距離の約58%が新しいコースとなっている。

1950年に初開催された時は夏のイベントだったが、65年に冬のイベントに変更。73年にWRCがスタートした当初からカレンダー入りしている。セバスチャン・ローブが2004年に優勝するまで、ウイナーはスカンジナビア出身ドライバーが占めていた。現在のドライバーラインナップでは、スカンジナビア以外の出身者で優勝経験があるのはセバスチャン・オジエのみだ。

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