2017年WRC第2戦ラリースウェーデンは9日(現地時間)に初日の競技が行われ、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)がトップタイムをマークして首位に立った。
ラリー初日にカールスタッドで行われたSS1は、1.90kmのコースを2台同時にスタートするスーパースペシャルステージ。Mスポーツのセバスチャン・オジエとともにWRカー部門の最終ペアで出走したラトバラは、1分34秒1のタイムでオジエに0.9秒差をつけて勝利し、トヨタに今季初のステージウインをもたらした。チームメイトのユホ・ハンニネンは2.1秒差の8番手につけている。
ラトバラ
「すべて上々。あとは、とにかく落ち着いていくだけだ。明日は、いいリズムをつかむことに集中する。これが一番、重要な事だからね」
ハンニネン
「ヤリスは順調だった。ドライバーよりも調子がよかったね! 少しスリッパリーだが、スペクテイターにとってはいいステージだった」
ラリー2日目はサービスパークのあるトルスビーを起点に3SSのループを2回走行、最後にトルスビーでのSSで締めくくる設定で、計7SS、145.65kmを走行する。起終点はスウェーデンだが、ラリールートの多くはノルウェー国内となる。SS2のスタート予定は日本時間2月10日の15時59分。