現在開催されているWRC第2戦ラリースウェーデンのSS4において、TOYOTA GAZOO Racingのヤリ-マティ・ラトバラがベストタイムを獲得。首位のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)を抜いて、3.9秒差のトップに立った。
前日に行われたスーパーSSで、トヨタのWRC復帰後初ベストを記録したラトバラ。SS2は4番手タイム、SS3ではセカンドベストを刻み、迎えた24.88kmのSS4「Svullrya 1」、ラトバラは2番手タイムのヌービルに8.5秒、3番手タイムのセバスチャン・オジエ(Mスポーツ)に9.6秒の圧倒的なベストをたたき出した。これはトヨタ・ヤリスWRCにとって通常ステージで記録した初めてのベストタイムになる。
「とても素晴らしいステージだし、パーフェクトなフィーリングで走ることができたよ。去年はドライブシャフトを壊していたこともあって、こんなフィーリングを掴むことはできなかった。ちょっとフロントサスペンションが固めだけど、クルマの調子は悪くないよ」と、ラトバラはステージフィニッシュ後に笑顔を見せた。ラリーは、この後トルスビーでのサービスを挟み、午後に4つのステージを走行する。