今年のWRCスウェーデンでサービスパークが置かれているトルスビーは、ペター・ソルベルグ率いるPSRXの拠点でもあるが、そのペターは実はラトビアにいたようだ。息子オリバー・ソルベルグが、今週末ラトビアで開催されているラトビア選手権第2戦ラリーサルマで、ラリー参戦に挑んでいるため。
これまでクロスカートでスキルを積んできたオリバー。まだ15歳だが、スウェーデンや北欧シリーズでタイトルも経験している。プロパーラリーの参戦は、1月に開催されたラトビア選手権開幕戦のラリーアルークスネに続いて今回が2回目。北欧名門のスポーツ・レーシング・テクノロジーがプリペアするプジョー208 R2で、セレモニアルスタートに登場した。
息子のラリー参戦を見つめるペターは自身のフェイスブックで「お母さんもお父さんも、15歳のオリバーが人生2度目のラリーをスタートするのを誇らしく見ているよ」とコメント。このラリーサルマには、昨年のラトビアチャンピオン、カッレ・ロバンペラもシュコダ・ファビアR5でエントリー。ロバンペラは開幕戦で優勝を飾っており、タイトル連覇に向けて順調な滑り出しを見せている。