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WRCモンテカルロ:ブフィエ対オジエ、決着

 

2014年WRC開幕戦ラリーモンテカルロは競技2日目のステージ5本を終了。フォードのブライアン・ブフィエをフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが逆転し、トップに立った。

49.03kmという大会最長のステージSS7がこの日のオープニング。このロングSSでオジエはベストタイム。総合4番手から2番手にジャンプアップし、首位のブフィエをジワジワと追い詰めていく。SS8ではブフィエが踏ん張り一番時計。オジエとの差を35.8秒として午前中のステージを終えた。

SS7の再走となるSS9、雨は上がったものの路面はウエット。ここでこれまで好走を見せていたロバート・クビカがコースアウトでリタイア。橋の欄干にヒットし道から落ちたものの、クルーにはダメージはないという。トップのブライアン・ブフィエはステージ序盤でスピンを喫し、観客の手を借りてコースに復帰。これでオジエに対するリードをすべて吐き出してしまい、11.2秒差で総合首位が入れ替わることとなった。

名物ステージのSS10システロンではオジエがトップタイム、ブフィエは2番手タイムで続くもその差は22秒に拡大することに。SS11ではラトバラが大会2度目のベストタイムを獲得。2番手タイムのオジエがブフィエに対する差を更に広げ、その差を51.1秒とした。

すべてのステージを終えたラリーは南下しモナコへ。最終日はチュリニ峠での決戦が行なわれる。

【SS11後暫定総合順位】
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン) 3:14:51.3
2:B.ブフィエ(フォード) +51.1
3:K.ミーク(シトロエン) +1:38.6
4:M.オストベルグ(シトロエン) +2:48.9
5:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +6:04.4
6:E.エバンス(フォード) +6:14.5
7:M.ヒルボネン(フォード) +6:43.7
8:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +10:16.9
9:J.メリハレク(フォード) +16:00.8
10:M.ガンバ(プジョー) +20:01.4



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