2014年WRC開幕戦ラリーモンテカルロは競技2日目午前中のステージ2本を終了。総合トップのブライアン・ブフィエ(フォード)をフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが追い立てている。
この日のオープニングとなったのは、大会最長49.03kmのSS7。コース中盤で激しい雨となる悪条件の中で、トップタイムをたたき出したのはオジエ。ステージ2番手タイムのブフィエに11.7秒の差をつけ、総合順位でも4番手から2番手に浮上した。
続くSS8で、多くのドライバーがスタッドレスタイヤと舗装路用タイヤを併用する作戦を採るなか、スタッドレスタイヤを装着しないという駆けに出たブフィエ。その作戦が功を奏し、オジエを0.2秒上まわるベストタイムを獲得し、ラリーリーダーのポジションを守りきった。
ラリーはこの後サービスを経て、日本時間の21時09分からSS9が行なわれる予定。
【SS8後暫定総合順位】
1:B.ブフィエ(フォード) 2:08:58.4
2:S.オジエ(フォルクスワーゲン) +35.8
3:K.ミーク(シトロエン) +59.6
4:R.クビカ(フォード) +1:00.4
5:M.オストベルグ(シトロエン) +2:17.1
6:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +2:57.1
7:E.エバンス(フォード) +3:55.3
8:M.ヒルボネン(フォード) +4:50.8
9:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +5:06.2
10:J.メリハレク(フォード) +9:49.0