WRCスウェーデン:デイ4コメント、ラトバラ「モチベーションが超絶に高まった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

WRCスウェーデン:デイ4コメント、ラトバラ「モチベーションが超絶に高まった」

©Naoki Kobayashi

ラリースウェーデン、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント。短い準備期間のなか、新規参入同然のチームで2戦目にして優勝を手にしたラトバラ。自身初のWRC勝利を果たした思い出の地での感激に、これまで慎重だった展望もタイトル争いの意思を露にし、高まる自信を感じさせた。
*()内は総合順位の前日比

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合優勝(=)
「とても、とてもハッピー。新しいチーム、新しいマシンでの2回目のラリーで勝利、本当に言葉がないよ。今日は、これまでのパワーステージでもベストの走りだったと思う。チームのみんなに、心から感謝している。これで、この勢いを続けていくモチベーションが超絶に高まった。メキシコが待ち切れないよ。勝てたことは素晴らしいが、昨日のスーパーSSで首位を失ったティエリー・ヌービルのことを思うと、とても胸が痛む。自分にも同じような経験があるから、彼の気持ちが死ぬほど分かる。僕らには今回、ラッキーもあったので、これからも成長を続けて、自分たちのゴールに向けて取り組み続けていく」

ユホ・ハンニネン/総合23位(=)
「こんなに献身的で勤勉なチームの一員であることを、心から誇りに思う。僕ら全員にとって、素晴らしいリザルトだ。自分たちにとっては、今回は金曜日のミスをリカバリーするラリーとなったが、有意義なテストを行うことができたし、マシンでの経験も積むことができ自信も高まった」

[MスポーツWRT]
フォード・フィエスタWRC

M-SPORT/ @World

オィット・タナック/総合2位(=)
「とてもいい週末だったと思う。金曜日は道を開くという新しい経験をしたが、昨日はコンディションはよりイコールになり、いい速さも出せた。この週末で得られたことは大きな自信になる。今日は、ヤリ‐マティに勝つのは難しいだろうとすぐに分かった。最初のステージの序盤で、昨日のようなフィーリングが感じられなかった。2位キープ以外、選択肢がないと分かった時は少し残念だったが、それでも週末の内容にはハッピーだ。シーズンを素晴らしい形で滑り出すことができ、マシンにはとてもいいフィーリングが得られている。まだ手をかけなくてはならないことはあるが、来月のメキシコでも懸命にプッシュしていく」

M-SPORT/@World

セバスチャン・オジエ/総合3位(=)
「タフな週末だったので、ポディウムに上がることができてよかった。本当に難しい週末だったが、ポジティブに捉えていかなくてはならないし、高ポイントも獲得できた。今日は最初のステージで本当につまらないミスをしてしまい、優勝争いのチャンスが消えてしまった。最初のコーナー、スタートからまだ50mしか走っていないところだ。スノーバンクのイン側に引っかけてスピンしてしまった。その後は勝ち目がなくなってしまったが、この週末全体を見れば満足するべきなのだと思う」

「今季は、他よりも準備が少ない中でスタートしなくてはならないことは分かっていた。マシンに完璧なフィーリングを得るには、もう少し時間が必要だが、ここまでのリザルトを見ればとても期待が持てる。もちろん、まだ作業は必要だが、いいペースはあると思うし、シーズンの滑り出しはとてもポジティブだったので、メキシコに期待だ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

Hyundai Motorsport GmbH

ダニ・ソルド/総合4位(=)
「今回のラリーでは、とても高速でものすごいステージを思い切り走ることができた。今日は4位を守って重要な選手権ポイントを獲得することがターゲットだと分かっていたので、慎重に攻めた。スウェーデンのステージはトリッキーでスリッパリーなので、ミスをしないように警戒しなくてはならなかった。i20クーペWRCはとてもドライビングが楽しく、非常にコンペティティブでペースもいい。モンテカルロ、スウェーデンでの堅実性をメキシコに向けても築いて行き、ポディウムを目指したい」

Hyundai Motorsport GmbH

ヘイデン・パッドン/総合7位(=)
「間違いなく容易にはいかない週末だったが、フィニッシュしたことでプレッシャーから解放された気分だ。状況は自分たちには100%には流れなかったが、今日はいくつかのことを試したので、今後のラリーに向けても活用できそうだ。パワーステージでは少しプッシュして、7位でフィニッシュしたことは選手権に向けて後押しになる部分もある。マシンや自分たちの方向性に関してはポジティブに捉えているので、いろいろあるけど上を向いて歩いていこう、ってことだ」

Hyundai Motorsport GmbH

ティエリー・ヌービル/総合13位(↑)
「最終ステージでは全力を尽くして5ポイントを目指したが、3ポイントに終わった。トップ3の差は1.5秒と、非常に接戦だった。総合リザルトはもちろん、ものすごく悔しい。小さなミスでラリーの首位を失ったことは、チームのみんなにとっても残念な気持ちだ。選手権争いにおいては、この連鎖は痛い。このラリーに向けてのアプローチは正しいと確信しているが、あの不運があった。でも、ポテンシャルは明白だし、ポジティブに前進していくことに専念しなくてはね…」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

CITROEN/@World

クレイグ・ブリーン/総合5位(=)
「フィニッシュして、ワークスチームでの初ポイントを獲得できてうれしいよ! 自分のパフォーマンスレベルには完全に満足できたわけではないが、かなりクールな週末だった。前に進んでいかなくてはならない。シトロエンC3 WRCはとてもポテンシャルが高いので、またドライブする日が待ち切れない!」

クリス・ミーク/総合12位(=)
「望んでいたような形ではフィニッシュできなかった。取り組まなくてはならないことが山積みだし、集めた全ての情報を分析しなくてはならない。そうすれば、改善できる。ウインターイベントを2戦終えて、この後はグラベルになるので、次のテストセッションはとても役に立つ。厳しい内容が2戦続いたので自信を感じるのは今は難しいが、このままではいられない」



ラリプラメンバーズ2024募集中!!