●WRC 2 プレカンファレンス出席者
ロバート・バラブル=RB
アーミン・クレマー=AK
ジュリアン・モーリン=JM
Q:
ロバート、2014年もWRC2への参戦ですね。昨年もチャレンジしましたが、2014年の目標は?
RB:
今年WRCにまた参戦することは、私たちにとってとても重要なこと。モンテカルロに参戦するということで、とても緊張している。アイスなのかそうじゃないのか、判断がとても難しい。楽しみにしているが、緊張もしている。
Q:
約50kmのステージもありますが?
RB:
異なる路面がまさにミックスされた道だ。滑り出しとしては、かなりタイトでツイスティ。天気がどれだけ影響するかで決まる。昨年はアイスノートを使ったが、まったく変わってしまった。激しい戦いになると思うが、トラブルなく走り切ることが目標だ。
Q:
テストはしましたか?
RB:
いや。冬の間、ギヤボックスをリビルトしていて、プレイベントのテストまで手がまわらなかった。だから少し不安なのかもしれない。とにかくすべてを走り切りたいよ。
Q:
昨年学んだことで、今年どれだけ活かせると思いますか?
RB:
このイベントのこと、どのようにアタックするかを学んだ。賭けの要素が強いラリーで、昨年はよかったから、今年も経験を活かして同じように行きたい。
Q:
アーミン、昨年のWRC2ではこのイベントで2位に入りましたね。今年もWRC2に挑戦するわけですが、マシンはフィエスタR5にスイッチしました。マシンはテストしましたか? 感想はいかがですか?
AK:
フィーリングはとてもいい。1997年にラリーを始めて、2005年に一度止めた。そして、大きなステップを踏み出し、今年はこのマシンだ。昨年はスバルWRX STIに乗り、今年は新しいマシンで始める。昨年はドイツカップのタイトルを獲ったが、今のマシンはとてもいい。技術的なベースもいいことを願っている。ラリーでどこまで行けるか、乞うご期待だね。
Q:
テストはしましたか?
AK:
金曜日にドライコンディションで1日テストをした。ラリーでどう走れるか見たい。
Q:
距離はどれくらい走った?
AK:
100だ。
Q:
自信はある?
AK:
イエス。とても運転しやすい、いいマシンだ。5速以降はあまりパワーがないが……そんなものだろう。
Q:
フルシーズン参戦するのですか?
AK:
今のところは違う。このラリーが終わった後、どこまでできるか検討する。
Q:
コンディションはどうでしたか?
AK:
この先数日がどうなるかは、誰にも分からない。僕たちのアイスクルーがいいノートを作ってくれることを期待するよ。そうすればいい走りができる。
Q:
どんな天気を期待しますか?
AK:
モンテカルロだから、道のことを考えないとね。少し雪が降るといいかな。
Q:
ジュリアン、イベントを前にどんな気分ですか?
JM:
自信は少しあるが、難しいコンディションだ。このイベントには、前にも参戦したことがある。
Q:
このイベントに対しての秘策はなんですか?
JM:
フィニッシュまで走り切るためには、いいタイヤを選んで、完璧に集中することだ。コンディションは変わりやすいから、フィニッシュまで道に残り続けることが一番重要だ。
Q:
ジュリアンにとって、WRC2の参戦は初めてですね。このシーズンを、どれくらい楽しみにしていますか?
JM:
とても楽しみにしているよ。グラベルとターマックに参戦できるのがうれしいね。
Q:
このラリーでの目標と、戦略は?
JM:
いいドライバーがたくさん出ているので、学ばなくてはならないし、いいリザルトも出したい。
Q:
全員に質問です。一番難しいステージは?
RB:
僕はSS8かな。レッキでは、一番コンディションがミックスされていて、路面が変わりやすかった。
AK:
ロングステージ(SS7/SS9のVITROLLES – FAYE、49.03km)。あれはタフだ。
JM:
ロングステージはとても難しいし、SS8もすごくスリッパリーなステージだ。