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フィンランド選手権バークナ:ニカラ/足立組が初日2番手、ロバンペラ連続ベストの鮮烈デビュー

©Ralli SM/Hannu Rainamo

フィンランド選手権第2戦バークナラリーは2月17日、フィンランド南部のミッケリで開幕。この日は、2SSの走行が行われた。

このミッケリ戦には、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの育成コ・ドライバーとして、足立さやかが参戦。コンビを組んで2戦目となるヤルコ・ニカラ/足立組(スバルWRX STI)は、ショートステージでは2.7秒をロスしての3番手タイムとなったが、SS2でセカンドベストタイムをマーク。総合2番手につけている。

Kalle Rovanpera@Facebook

このミッケリ戦で鮮烈なデビューを果たしたのが、国内外から注目を集める16歳のカッレ・ロバンペラだ。

2週間前にフィンランドのASNから特認を受け、この第2戦からシュコダ・ファビアR5で母国戦への参戦が実現したロバンペラ。15歳でも競技ライセンスが取得できるラトビア選手権では、2016年にタイトルを獲得して今シーズンも開幕2連勝と敵なしだ。そのロバンペラは、母国での初ステージとなる1.5kmショートのSS1で2.3秒差をつける驚異のタイムをたたき出した。続く13.65kmのSS2でもニカラに9.9秒差をつけ、総合首位に立っている。

ただし、ロバンペラはフィンランド選手権のポイント対象とはなっていないため、選手権対象ドライバーではニカラが最上位につけている。

ラリーは18日に7SSを走行した後、フィニッシュを迎える。

バークナラリー結果(SS2終了時点)
1 K.ロバンペラ(シュコダ・ファビアR5) 8:06.0
2 J.ニカラ/足立さやか(スバルWRX STI) +12.6
3 T.アスンマー(シュコダ・ファビアR5) +12.9
4 M.マンティ(シュコダ・ファビアR5) +14.6
5 J.サロ(プジョー208 T16) +21.2
6 A.ヴィハバイネン(三菱ランサーWRC) +21.6



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