サルタ〜サルタ:総走行距離763km/SS距離533km
後半戦に突入したダカールラリー。2輪/クワッドは塩湖で有名なボリビアのウユニに向かうルートとされ、4輪/トラックのルートはサルタをベースに周回するステージが設定されている。
4輪のステージはグラベル路面の山岳路。最高地点は4000mにもなり、エンジンのパワーダウンも懸念される部分だ。ステージトップタイムはバギーのカルロス・サインツが獲得、MINIのナッサー・アル‐アティヤがそれに続いた。
「高速だがテクニカルなコースでもあったけれど、すべてのことがスムーズに進んでうまく走れたよ。ゴールまで全力で走り続けるつもりだ」とサインツ。
総合首位はMINIのナニ・ロマで変わらずだが、総合2番手だったオーランド・テラノバがペナルティで総合4番手となり、2番手にステファン・ペテランセル、3番手にトヨタのジニール・ドゥビリエ。総合5番手にはアル‐アティヤ、6番手にサインツという上位オーダーになっている。
市販車部門のトップを行くチームランドクルーザーは、市販車部門のトップを三橋淳/アラン・ゲネックがキープ。休息日でマシンを完全に修復したニコラ・ジボン/三浦昂はステージトップタイムで市販車部門2番手につけている。
トラック部門のチームスガワラは、排気量10リットル未満クラスの1-2位を堅持。菅原照仁/杉浦博之が総合13番手、菅原義正/羽村勝美は総合25番手となった。