世界ラリークロスで選手権首位に立つペター。6月6日に開催された米国最大のラリークロスイベント、Xゲームからの参戦招待を断っていたことを明かした。
今季の世界RXは、当初の全12戦に加え、5月上旬にDTMとの併催イベントがホッケンハイムで開催されることが急きょ決まったため、開幕4戦が4週間のうちに行われるという過密スケジュールとなった。
米国では、独自にグローバルラリークロス(GRC)が盛り上がりを見せている。XゲームはGRCが立ち上がる以前から、全米で絶大な人気を誇るビッグイベントとして知られており、GRCにもシリーズポイント対象外としてシリーズに組み込まれている。
オースチンでのXゲームが開催された6月上旬は、世界RXのシリーズはブレイク中ではあったが、プライベーターチームであるPSRXの機材は限られており、万が一のアクシデントによる世界選手権へのリスクを回避するために、Xゲームへの参加を断念したという。
ペターは、「Xゲームでゴールドメダルを獲ることを夢見ない人なんているかい?」と苦渋の決断だったことを明かした。
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「ペター・ソルベルグのNEVER GIVE UP!」で。
なお、世界RXはこの週末、ドイツ・エステリンクで第5戦のファイナルが行われる。