サンルイス〜サンラファエル:総走行距離798km/SS距離433km
ダカールラリーは競技2日目を終了。MINIのペテランセルが6番手から首位に立ち、貫録を見せた。
この日の序盤はアベレージスピードが100km/hを超えるほどの高速コース、終盤には砂丘が連なるコース設定。前日のステージで首位に立った長城汽車のカルロス・スーザはSSスタートから33km地点でターボトラブルによりストップし、代わってMINIのペテランセルがトップに立つこととなった。
ペテランセルはこれで62回目のステージウィン獲得。
「前半は非常に速いステージで、岩などが転がっていてパンクのリスクもあったが、全体的には悪くなかった。終盤には砂丘越えもあったけれど、観客がたくさんいたからナビゲーションも楽だったね」と余裕の表情。
総合2番手にはバギーのカルロス・サインツ。3番手にはMINIのナッサー・アル‐アティヤ、4番手にナニ・ロマ、5番手にはオーランド・テラノバとMINI勢が上位5台中4台を占める展開となった。6番手にはトヨタ・ハイラックスで出場しているジニール・ドゥビリエがつけている。
市販車部門での優勝を狙うトヨタ車体のランドクルーザー2台は順調に走行。ニコラ・ジボン/三浦昂がトップ、三橋淳/アラン・ゲネックが2番手に順位を上げている。
また、トラック部門では菅原照仁/杉浦博之が総合15位、10リットル未満クラスの首位でゴール。菅原義正/羽村勝美は総合33位、クラス2番手でフィニッシュしている。