アイルランド出身のクレイグ・ブリーンが、WRCスウェーデンでワールドラリーカーデビューを飾る。マシンはフィエスタRS WRCだ。コ・ドライバーを務めるのは、2013年にハリ・アル-カシミとコンビを組んだスコット・マーティン。
23歳のブリーンは、2011年にWRCアカデミーを制し、2012年にSWRCチャンピオンとなった後、プジョーのERCに加入。今年はプジョー208 T16(R5)でERCタイトルを狙う。
しかし、まだマシンがホモロゲーションを受けるまでに2カ月があり、プジョーはフォードのマシンでWRカーデビューする許可を与えた。
「僕たちは今年の3月に208T16の待望のデビューを予定している。しかし、WRCでドライブするチャンスを断ることができないことはいうまでもない」とブリーン。
「僕が若かった頃からこの機会をずっと夢見てきた。最終的にチャンスを手にすることができて、とても興奮しているよ」