WRCメキシコは、前日に行われたメキシコシティでのステージ後、ラリーカーを搬送するトレーラーが事故による渋滞に巻き込まれてサービスに到着できず、SS2とSS3がキャンセルされることになった。ラリー2日目、有利な後方スタートが決まっていたヒュンダイのヘイデン・パッドンとティエリー・ヌービルはステージキャンセルに落胆を隠さない。
「ステージがキャンセルされて、とてもがっかりだよ。僕らはいいスタート順で走れるはずだったから。とにかく午後のステージに集中する。昨日のメキシコシティのステージはとてもトリッキーだった。雨で路面が滑りやすいし、すごく道が狭いんだ。でも、こうやって首都でやるということが重要なのはわかってる。スポンサーにとってもいいし、これまでWRCを見たことのない人にも知ってもらえるいい機会だと思う」と、パッドンはメキシコシティでのステージ開催に関しては、良いアイディアだと認めた。
「新しいことを試す時はこんなリスクがあるものだけど、やっぱりSS2とSS3が走れなかったのは残念だ。まさかラリーカーの到着が遅れてしまうなんてね。移動に関しては、主催者が何かオプションを用意しておくべきだったとは思う」
それでも、メキシコの新しい取り組みは、今後も続けて行くべきだと考えている。