Mスポーツは2014年のラインナップを発表。ミッコ・ヒルボネンとエルフィン・エバンスのふたりを13戦全戦に参戦させるという。
ヒルボネンはシトロエンでワークスドライバーを務めたものの、2013年は勝ち星ゼロ。2011年まで6年間在籍した古巣のMスポーツで再起を図りたいところだ。
今回の移籍についてヒルボネンは次のようにコメントしている。
「まるで家に帰ってきたような感じだね。この2年間は僕とヤルモ(レーティネン)にとって非常にいい経験になったけれど、思うような結果は残せなかった。ここで心機一転、新たな気持ちでできる限りのことをするつもりでいるよ。シーズンを通じてタイトル争いできるポジションにいたいと思っている」
一方のエバンスは、かつての英国ラリーチャンピオンであるグウィンダフ・エバンスを父に持つ1988年12月28日生まれの24歳。2012年のWRCアカデミーウイナーであり、2013年シーズンはワールドラリーカーやR5などをドライブしその速さをアピールしている。
「WRカーでフル参戦できるなんて素晴らしい経験だよ。自分のキャリアにとっても大きな大きな一歩だね。2013年シーズンはチームの中で色々と学習する1年だった。チーム全体のバックアップを受けて、長期的に取り組んで行くことができる。もちろんそう簡単にいくわけがないことは分かっているけれど、ミッコやヤルモからも多くのことを学んで前に進んでいきたいと思っている」