カストロール・フォード・チーム・トルコが、今季のERCにカストロールカラーのフォード・フィエスタで参戦することを発表した。
1998年に設立し、トルコ選手権では過去6回にわたりマニュファクチャラーズタイトルを獲得するなど、国内で圧倒的な強さを誇ってきたカストロール・フォード・チーム・トルコが、満を持して地域選手権へのレベルアップを果たす。チームがエントリーするのは、R5とR2の2台。
フィエスタR5でメインタイトルを狙うのは、ムラット・ボスタンキ。また若手育成の一環として、ブグラ・バナズがフィエスタR2TでERCジュニアU27にエントリーする。ふたりは、4WD、2WDを問わずにドライバーをノミネートすることができるチームズ選手権でもポイントを狙っていく。カストロール・フォード・チーム・トルコのディレクター、セルダー・ボスタンキは「このプロジェクトを長年温めてきた。今回の発表は、我々にとって非常に重要なものだ」とコメント。
「このチームを作り上げるために必死でがんばってきた。4WDと2WDの両方のマシンを走らせる、数少ないチームだ。ドライバー選手権でもチームズ選手権でも、タイトルを狙えるチームだと信じている。ERC参戦のプログラムは現状、2年間確定しているので、チームマネージャーとしても大いに自信になる。初年は難しいシーズンになると思うが、コンペティティブに戦えると確信している」
エースドライバーで、チームディレクターを父に持つムラット・ボスタンキは「ERCは急激に成長しているが、2017年シーズンは知らないイベントばかりではない。最初の2戦は落ち着きを維持して、アクロポリス以降は優勝を狙ってプッシュしていく」と意欲を語った。