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2014年からWRCのアイテナリーはさらにフォーマット化へ

 

2014年のWRCのアイテナリー(日程)は、これまでよりさらにフォーマット化される見通しだ。

これまでWRCは、主催者ごとに自由なフォーマットだったものを、テレビ放映などの関係からクローバーリーフ型のフォーマットへと画一化させる方向だった。しかし、近年はモンテカルロのように、昔ながらの開催地ごとの特色を押し出した個性的な日程へと回帰する動きも見られていた。

今回の決定は、そういった流れをあらためてテレビ放映を重視したフォーマットへと戻したい、プロモーターの意向に沿った改革の一環と見られる。

まず、セレモニアルスタートが行なわれるのは木曜日。ラリーの最終ステージは日曜日に設定され、ヨーロッパのイベントは12:00頃にスタートすることになる。2013年はアクロポリスなど、2デイで争われるラウンドもあったが、これにより木曜日にセレモニーを行ない、金、土、日の3日間で競技を行なうことが基本となりそうだ(ただし、モンテカルロのような例外の可能性もある)。

SSの首位から順にボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」は、最終日の最終ステージに固定される。2013年は必ずしも最終日の最終ステージではなく、フランスでは木曜日のSS1に設定され、ボーナスポイントがチャンピオン獲得の条件として機能し、複雑な計算が必要となっていた。なお、距離もラウンドにより様々だったが、少なくとも10km以上が必要と定められた。



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