フランソワ・デュバルが、2014年シーズンにシトロエンチームに復帰するという動きがある。
デュバルは2005年にシトロエンワークスとして、唯一の勝利を獲得している。2006年にシトロエンが1年休止した際にはシュコダから数戦に参戦、その後も散発的な参戦が続き、2008年はストバート・フォードからフォーカスで参戦し、ターマックイベントを中心に活躍した。2014年のシートとして検討している6名のドライバーのうちのひとりだ。
「すでに(ドライバーの選択は)進んでいる」とシトロエンチームのイブ・マトン。
「デュバルの才能を今さら言うまでもないが、何年も経って戻ってきたドライバーで、成功した人間を私は知らない。おそらくフランソワは例外だけれどね。彼と話し合うことに興味があるし、やる気かどうかを確認したい」
そのデュバルは、正当なチームであれば,2010年以来となるWRCへのフルタイム復帰にも興味があると述べている。
「WRCにはいいドライバーが少し不足している。そして僕はまだ若い」と33歳のデュバル。
「シトロエンでドライブするという考えはあるよ。僕はスケールダウンしたマシンの1台で走るために復帰するつもりはない。経験がないまま、マシンやラリーを把握しない状態で単発的に走ることに興味はないんだ」