WRC第5戦ラリーアルゼンチンのエントリーが締め切られ、WRC部門には25台がエントリー。うち、20台がポイント対象となるFIAホモロゲーション公認マシン、5台が独自ルールによるASN公認車両となっている。
WRカーは、2017年規定が12台、WRCトロフィー対象の2016年規定のマシンが1台。WRC2は7台がエントリーしたが、WRC3のエントリーはなかった。ヨーロッパ系チームから見れば搬送コストなどがかかる遠征イベントであることから、これ以降の追加エントリーは見込めそうになく、このままエントリー数が確定すれば、1981年のブラジル戦の20台と並ぶFIA公認カーの最少エントリー数タイ記録となりそうだ。ちなみに当時、20台のうちアメリカ大陸からのエントリーは、パラグアイのグスタボ・サバ、メキシコのベニート・グエラ、チリのペドロ・ヘロの3人しかいなかった。(写真はこのイベントで優勝したアリ・バタネン)
今回のラリーアルゼンチン、併催のアルゼンチン国内戦の方には57台がエントリーしており、シボレー、フォード、プジョー、フォルクスワーゲン、アウディ、ルノー、シトロエンMAXIラリーカーと多彩な車種が揃っている。
(Martin Holmes)