チーム・プジョー・ハンセンから2シーズン目の世界ラリークロス選手権フル参戦に挑むセバスチャン・ローブ。開幕戦のバルセロナでは、大幅に変更を加えた世界ラリークロス戦の戦闘機プジョー208WRXをアンベールしたばかりだが、今季はこの新型マシンでさらに上を目指す構えだ。
「昨シーズンは、とてもエキサイティングだった。1回の週末に、ファイナルまで計6回走れるのはとても楽しいが、昨年は常にファイナルに行けた訳ではなかった」とローブ。
「マシンは素晴らしい。バトルはとても緊張感があるし、すごく楽しいよ。1年戦い、ほとんどのコースを経験した。大きな違いはないとは思うが、レースの経験を少し積んだので、ラリークロスのことも前より詳しくなった。昨年の序盤はマシンについて完全に満足はしておらず、思うようにドライブできなかったから、この冬の間にその点に注力して取り組んだ」
新型の208WRXをテストしたローブは「新しいマシンにはみんな満足すると思うが、自分もハッピーだ。ライバル達も冬の間に準備を積んでいるので、これでみんなに勝てるかどうかはまだ分からない。でも、新しいシーズンを迎えるのを心待ちにしている。自分たちのマシンは、事実上、すべての部分に置いて成長しているという自信がある」