2017年シーズンの全日本ラリー選手権JN1クラスに、日産ノートで参戦するプレイドライブ・ラリーチーム。昨シーズンに続きドライバーは伊藤隆晃、コ・ドライバーは大高徹也が担当する。ニューマシンのデビュー戦、「第2戦ツール・ド・九州2017 in 唐津」で、伊藤に話を聞いた。
「ノートには3月のテストで1回乗っただけで本番を迎えたので、すこし緊張していますし、まだ掴みきれていない部分もあります。昨年のマーチは1.5Lエンジンを搭載していたので、ライバルに対してパワー的にどうしても不利な面がありました。100cc増えたためパワーは十二分にありますし、それにホイールベースが伸びた結果、安定性もかなり増しましたね。まだ、セッティングや制御に関しては詰めきれていない部分もあるので、そこは実際にラリーを走りながら様子を見ていきたいと思います」
今シーズン、プレイドライブ・ラリーチームは、全日本選手権のターマックラウンド6戦に参戦する計画。昨シーズン途中からチームに加入した伊藤にとっては前半の3戦、唐津、久万高原、若狭と初挑戦のイベントが続く。
「初参戦の唐津に関しては、レッキの段階から分からないことだらけで、かなり戸惑いました(笑)。スタートまでなんとかたどり着きましたので、しっかり走りたいです。初日は勝負をして、ライバルに対して厳しい状況にあるようでしたら、セッティングを含めて、色々と変えてみようと思っています」