全日本ラリー選手権第2戦「ツール・ド・九州2017 in 唐津 Supported by Sammy」は、4月9日(日)に5カ所のステージを走行し、勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が勝利を飾った。27.4秒差の2位には奴田原文雄/佐藤忠宜(三菱ランサーエボリューションX)、44.8秒差の3位には福永修/齊田美早子(三菱ランサーエボリューションX)が入っている。
「優勝できて良かったです。でも、1日目は本当に大変でした。2日目はドライタイヤでウエットを走ったので、それはそれで厳しかったんですが……、うまく走れました(笑)。今回導入された新しいコースは非常に面白かったです。ウエットコンディションでも、それほど危険でなかったのも良かったですね。次の久万高原もタフなラリーなので、しっかり準備して挑みたいです」と、唐津の連覇記録を12に伸ばした勝田は笑顔を見せた。
福永のアクシデントもあり、2位に浮上した奴田原は「2位に入れたのは良かったんですが、30秒近く離れていますからね。それでも、ドライになった2日目は調子良く走ることができたので、久万高原に向けて、いいドライのセットアップが見つかったと思っています」と、語っている。ツール・ド・九州2017 in 唐津 Supported by Sammy 最終結果
順位 | クラス | ドライバー/コ・ドライバー | 車名 | タイム/差 |
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1 | JN6-1 | 勝田範彦/石田裕一 | ラックSTI名古屋スバルDLWRX | 58:48.5 |
2 | JN6-2 | 奴田原文雄/佐藤忠宜 | ADVAN-PIAAランサー | +34.6 |
3 | JN6-3 | 福永 修/齊田美早子 | 555☆OSAMU・F☆DLランサー | +52.0 |
6 | JN5-1 | 小濱勇希/馬場雄一 | KYB DUNLOP DS3R3 MAX | +3:16.0 |
9 | JN4-1 | 曽根崇仁/桝谷知彦 | P.MU☆DL☆SPM☆INGING86 | +3:57.7 |
11 | JN2-1 | 明治慎太郎/北田 稔 | YHGd高崎くす子86 | +4:29.3 |
13 | JN3-1 | 天野智之/井上裕紀子 | 豊田自動織機・DL・ヴィッツRS | +4:42.9 |
14 | JN1-1 | 小川 剛/新原秀直 | チームO・T・S.ANYHフィット | +4:49.7 |