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WRCフランス:WRC2優勝のミケルセン「グラベルクルーなしで走るのは久しぶり」WRC2部門ポスト会見

©Red Bull

WRCフランス(ツール・ド・コルス)のフィニッシュ後に行われたイベントカンファレンスの内容(抜粋)。WRC2部門のウィナーとして出席したアンドレアス・ミケルセンは、グラベルクルーなしでの走行となるWRC2と、トップカテゴリーであるWRCとの走り方の違いについて語った。

Q: アンドレアス、コルシカという名門でWRC2部門の勝利を重ねた。この週末はどうだったか。
AM: かなりよかったよ。結果にはかなり満足していると言うべきだし、シュコダに勝利をもたらすことができてうれしい。序盤は、エリック・カミリといい勝負ができた。残念ながらSS3で彼がミスしたことで、大差がついた。その後は、ギャップを維持することがメインになった。

Q: 彼はWRC2には登録していないが、同じ部門のステファン・サラザンとも戦っていたので、バトルになっていたのでは。
AM: もちろん、誰かと戦うのは楽しい事だ。もちろんWRC2やポイントに専念することは重要だが、昨日は彼がミスをしたので、自分たちのギャップは1分くらいになった。いずれにしても、難しい週末だった。グラベルクルーなしで走るのは久しぶりだったから、かなり違った形で走る事になった。どのコーナーも、グラベルが出ていた時のためにある程度の余裕を持たなくてはならない。だから、タイムはそれほどよくなかったが、速くクレバーな走りをするためには、そうするしかない。そこが、これまでとは少し違っている点だ。

Q: この週末に感じたWRC2とWRCとの一番の大きな違いだということか。
AM: そうだ。通常は、コーナーのコンディションを明確に理解しているので、全開でプッシュできる。でもコーナーを全開でプッシュしないで安全圏内で走るのは、少しストレスが溜まるがそれが正しい方法だったということ。

Q:WRC2ではポイントを重ねたが、この後の予定は。WRC2にもっと参戦するのか、それとも今年WRカーでの参戦を目指す事に専念するのか。
AM: 出来る限り機会が得られればハッピーだ。もちろん、できるだけ早くWRカーに戻りたい。でもそれまでは、走れるだけ走れればうれしい。WRC2を全戦戦うつもりはない。その前にWRカーに戻りたい。

Q:では、次の参戦は。
AM: 分からない。アルゼンチンはレッキに参加するが、競技をスタートするのはまだ様子見だ。早くそうなることを願っているけどね。

SKODA AUTO

Q:アンデルス、この週末はどうだったか。このイベントでコ・ドライバーをするのは大変な仕事で、やることが多い。楽しめたか。
AJ:もちろん、この週末は、たくさん話したよ! いいラリーだった。天気はよく、金曜日、土曜日、日曜日まで太陽の下でコルシカにいるのは最高だった。それ以上に、シュコダでいい走りができた。彼らはドライブする機会を与えてくれて、僕らは今回も勝利をもたらした。だから、みんなハッピーだ。

Q:勝つのはいつでも素晴らしいことだが、特にここではなおさらだ。コルシカは名門なので、ここでラリーを勝つのはうれしいのでは。
AJ:もちろんだ。カレンダーの中でも特別な一戦。ステージは少ないがロングステージがあり、とても過酷で一つのミスが大きなロスにつながる。だから、いいリズムをつかみ、堅実に攻め、もちろん同時にいつものように速くなくてはならない。楽しいラリーだし、ここでトップに立つのはもちろんすごくうれしいよ。



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