ティリー・ヌービルが2014年にヒュンダイモータースポーツからの参戦を発表したことを受けて、Mスポーツのチーム代表、マルコム・ウィルソンがコメントを発表した。
「今年、チームで大活躍を見せてきたティリーがヒュンダイに移ると決めたことは、もちろん大変残念だ。しかし、彼が決断を下したので、今はラリーGBで彼のドライバーズ選手権2位を死守することに専念したい。この目標を達成してから、その後2014シーズンのことを考えたい。様々な可能性を模索しながら、何人ものドライバーと話をしている。MスポーツはWRCの中でドライバー育成を得意としてきた。2014年のプログラムに関しても、近いうちに発表したいと思っている」
ウィルソンがコメントを発表したリリースには、ティリー・ヌービルもコメントを寄せている。
「2013年は、シーズンイン当初に期待していた以上の内容を収め、信じられないような年になった。素晴らしい仕事をしてきてくれたチームのみんなに感謝したい。マシンは12戦のラリーでもトラブルなく、最高の走りをしてくれた。でも、まだ物語は終わってはいない。ドライバーズ選手権で2位に入るチャンスを残しているし、来週のラリーGBではこの目標に全力投球する。この機会に、これまで支えてくれたマルコム(ウィルソン)とMスポーツのみんなに感謝を伝えたい。ウェールズで成功を収めるために、プッシュしていく」