北海道では大雪、本州では30度と、どうかしちゃったんじゃないかというほどの気候の日本列島ですが、みなさまお身体は大丈夫でしょうか? 新井選手に会うたびにつままれるお腹の脂を抜かないと、夏に着るものがやばそうな編集部たけぶぅです。
さて、この土日にかけて、今年もお台場にレプリカカーやラリーカーが集結しました。春の陽気と入場無料ということもあり、大盛況だったようです。当日の模様はFacebookでも少しご紹介しましたが、あらためて恒例の「ラリプラ的」な視点で、フォトレポートをお送りします。
ちなみに、今年から編集部に加入した小型新人“ラリプラくん”にもお仕事をお願いしました。見た目がかわいいので誰にでもすぐなじめてうらやましい……。今年はいろいろなイベントに出向くと思いますので、みなさま見かけたらやさしくさわさわしてあげてください。とっても喜びます(笑)。
縦横無尽に駆け巡るデモラン&スーパーSS
お台場でのデモランと言えばやはりラリーですね。レーシングカーに比べてこういう場所でのデモランにはラリーカーは最適。今年は前週に全日本ラリー選手権第2戦唐津が終わったばかりの勝田範彦選手、奴田原文雄選手、新井敏弘選手が華麗なドリフトで会場を沸かせました。
勝田選手と新井選手が参加した「J SPORTS杯 全日本RALLY お台場SUPER SS」と題したタイムアタック勝負は、見事新井選手が勝利。この日一番の盛り上がりだったと思います。
お台場を彩るレプリカ&ヒストリックカー
4月のお台場といえば、プロムナードを使ったレプリカ&ヒストリックカー展示も恒例ですね。レンガ敷きの洋風な雰囲気の小道にチューリップやさくらが咲き乱れる今年は、例年以上にフォトジェニック。いつもと違うのは守り神のガ○ダムがいないことでしょうか。
今年のレプリカメイン展示は、スバル・レオーネのサファリ仕様。実際にラリーを走った本物のラリーカーです。レプリカ&ヒストリックカーの人気投票も行われ、投票するとオリジナルステッカーを進呈。最後はデモランなどを実施したA会場でグリッドウォークと表彰式も行われました。
「レジェンド・オブ・ザ・トヨタ」ではWRCサファリのトークショー
特に今年は「レジェンド・オブ・ザ・トヨタ」と題して、トヨタのヒストリックカーや歴代レーシングカーなどが重点的に展示されました。トークショーでは、オートスポーツイワセの岩瀬晏弘さん、テイン専務の藤本吉郎さんというトヨタでサファリを戦ったおふたりが、それぞれのサファリでの思い出話を披露してくれました。トークショー後のポストカード配布もすぐになくなってしまう人気ぶり。壮大なサファリの話はいつ聞いてもわくわくしますね。あれ? 新人君、いつのまに藤本さんのポケットに?
100周年の横浜ゴムブースでヌタ&新井がトーク
ヨコハマブースでは、奴田原選手、新井選手によるトークショーを実施。ともにPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)で戦っていた頃の話で盛り上がりました。全日本ラリーでは現在、市販と同じタイヤを使用していますが、WRCと現在の全日本のタイヤの違いなど、興味深い話題も。バハ1000に挑戦している塙郁夫選手のEarth-Runnerも、新井&ヌタのデモランのおかげでなしくずし的にドリフト。いいもの見せてもらいました(笑)。
今年は横浜ゴム100周年ということで、ラリー以外の競技も含め、ヨコハマファンがたくさん詰め掛けておりました。
他にもたくさん、会場内のラリー関連展示
ここ数年は特にラリー関連の展示も増えましたね。
トヨタブースにはヤリスWRCのテストカーや、昨年全日本ラリーで活躍したヴィッツGRMNターボが登場。ヴィッツのシートには座れるようになっており、本物のラリーカーの雰囲気を味わっていました。
特にこういう展示には、中学〜高校生くらいの若い子たちが多く関心を持ってくれている印象でした。
以上、今年も大盛況のお台場から編集部たけぶぅとラリプラくんがお送りしました。