APRC第6戦チャイナラリー龍遊が11月1日、中国浙江省の龍遊市で開幕。ドライバーズ選手権でタイトル獲得の可能性を残していたふたりのうち、マイケル・ヤング(トヨタ・ヴィッツRS)がスタートしなかったため、ガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000、チームMRF)がスタートした時点で、自身初となるAPRCドライバーズタイトル獲得が確定した。チームMRFは、昨年のクリス・アトキンソンに続き、ドライバーズ選手権2連覇となった。
前戦ラリー北海道の終了時点で、ポイント計算上では、サンジェイ・タクルにも上位につけていたが、シーズン登録の際に中国戦をノミネートしていなかったため、中国戦ではポイント対象外となっていた。この中国戦にはアジアカップが懸からないため、APRC部門での参加者は、チームMRFのギルとエサペッカ・ラッピの2名に留まった。
チャイナラリー龍遊はこの日、セレモニアルスタートに引き続き、SS1となる1.82kmのスーパーSSを走行。ギルはここでラッピに0.5秒差をつけてのベストタイムをマークしている。