今週末開催の世界ラリークロス選手権ポルトガル戦は、PSRXフォルクスワーゲン世界RXチームスウェーデンのドライバー、ペター・ソルベルグ、ヨハン・クリストファーソンにとっては、相性のいいイベントだ。
ポルトガルのモンタレグレで開催されるこの一戦が世界RXに含まれるようになった2014年以来、ソルベルグとクリストファーソンはいずれかがセミファイナル、ファイナルを制している。特に2014年と2016年は、ソルベルグが圧勝。そして2015年は、クリストファーソンが自身初の世界RX勝利を挙げた思い出の一戦だ。
今季はチームメイトとしてドライバーズ、チームズの両タイトルを目指す2人。開幕戦のバルセロナでは登録チームでは唯一、2台が揃ってファイナル進出を果たし、現在チームズ選手権では首位タイにつけている。この開幕戦以来、チームはポロGTIの開発に懸命に取り組んできた。「素晴らしい形でシーズンの滑り出しを決めることができた。チームの体制が決まったのはギリギリだったが、スペインでは大量ポイントを獲得することができた」とソルベルグ。
「自分とヨハンという強力なラインナップで、チームズタイトルは今季現実的に狙っている目標だ」
「でも、この週末は特別。ポルトガルは大好きなコースだし、この3年間素晴らしい成功を収めてきたから、今回もその流れが続くことを一緒に願っていて欲しいね。レースに向けてテストでしっかり準備を整えてきたので、万端の体制だ」