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WRCスペイン:オジエが3連続ベストで首位発進

 

WRC第12戦スペインは、25日(金)バルセロナからスタート。3本のナイトステージを終えて、新王者のセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)が連続ベストタイムで堂々の首位を快走している。

ラリーはサービスの置かれたサロウから約200km離れたバルセロナでセレモニアルスタートを開催。バルセロナの中心地に位置し、かのサグラダ・ファミリアからもほど近いサンタ・エウラリア大聖堂脇で盛大に行なわれた。多くの観客が見守るなか色とりどりのラリーカーがスタートゲートをくぐっていった。バルセロナからサロウに向けての間に設定されたステージは3つで、合計距離は計61.75km。いずれもナイトステージでの戦いとなる。

そのナイトステージを3連続ベストタイムでまとめ、機先を制したのはオジエ。「マシンもいいし、タイヤも要求に応えてくれる。順調だ」と手応えを語った。
オジエの8.8秒後方、総合2番手にはチームメイトのヤリ‐マティ・ラトバラ。「大きなミスもなかったし、まあ悪くない。いい走りができたと思う」と、ターマックでのスキル向上に自信を見せている。
地元のダニ・ソルド(シトロエン)も2連続セカンドベストで食い下がるが、SS3の終盤で最終日の出走順をにらみ、タイムを調整したという。2番手をラトバラに譲り、総合3番手でこの日を終えた。

以下Mスポーツのティエリー・ヌービル、シトロエンのミッコ・ヒルボネン、フォルクスワーゲンのアンドレアス・ミケルセンというオーダー。

WRC2はシトロエンのロバート・クビカが首位。こちらはすでに後続と51.7秒という圧倒的な差をつけており、WRC2のタイトルに向けて幸先のよいスタートを切っている。

デイ2はサロウ北西部の山岳ターマックステージ。ラリー最長となる42.04kmのSS5/7と、2走目がパワーステージとして設定されているSS6/8、サロウ市内の2.24kmというショートステージでフィニッシュという構成となっている。

【SS3後暫定総合順位】
1:S.オジエ(フォルクスワーゲン) 34:39.9
2:J.ラトバラ(フォルクスワーゲン) +8.8
3:D.ソルド(シトロエン) +12.6
4:T.ヌービル(フォード) +19.1
5:M.ヒルボネン(シトロエン) +27.3
6:A.ミケルセン(フォルクスワーゲン) +27.8



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