ヨコハマの新舗装タイヤがサンレモでデビュー – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヨコハマの新舗装タイヤがサンレモでデビュー

 

 地域ラリー選手権でのタイヤコストの高騰を抑えるため、FIAは5月から地域選手権の舗装タイヤ規定を改訂。タイヤの使用本数を最大20本(シェイクダウンや予選用に+4本)に制限することで、1台当たりのタイヤ使用本数を約40%削減させる規定が導入されている。

 同規定ではさらに、極めてコンディションが悪化したなどの状況がない限りは、18インチタイヤにハンドカットを行うことを厳禁するほか、タイヤのコンパウンドを2種類に制限。舗装用18インチタイヤに関しては、トレッドパターンは一種類とするなど、特定の条件を満たすことを求めていた。これにより、2013年5月1日以前にホモロゲーションを受けた18インチ用舗装タイヤは使用できなくなったが、ピレリとヨコハマタイヤは今年10月1日までに規則に合致するタイヤを開発することで対応する特認を受けていた。

 ヨコハマタイヤは、この新規定に合致する新舗装タイヤを、このサンレモから導入する。ヨコハマタイヤの開発ドライバーとしての役目も担う新井には、出席したイベント前記者会見でもタイヤに関する質問が飛び、注目の高さをうかがわせた。

 新旧タイヤの違いについて質問を受けた新井は「新しいタイヤは、これまでのものとはかなり大きな違いがある。新しい規定に合わせて設計されたタイヤだが、まだ開発の初期段階。もっとテストが必要だが、長所と短所はしっかりと把握している」とコメントを残した。

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