今週末に開催されるERCラリーサンレモ(ターマック)は、10月10日、サン・ロモーロ近郊のステージでシェイクダウンを実施した後、記者会見が行われ、今季4度目のERC参戦に挑む新井敏弘も出席した。
新井がラリーサンレモにエントリーするのは、WRC戦として開催された2001年以来のこと。WRカーで参戦した当時との違いを質問された新井は「ずいぶん前のことなので完全には思いだせないが、初めてのサンレモだったので、自分にとっては経験したことのないラリーだと感じた記憶がある。WRカーで走った時はとても速度域が高く、エキサイティングだった。R4はかなりグループNに近い。Nよりも速さはあるが、WRカーとは違う感じだ」
なおこのサンレモでは、開催55回を記念して、レグ1の最終SSとして55kmのステージをナイト走行するアイテナリーが発表されていたが、地元警察による観客の安全性確保への指摘を反映させ、中間に500mのリエゾンを挟んでの2本のSSに分割されている。