全日本ラリー選手権がスタートした1979年以前も、日本アルペンラリーを頂点とするJMC(日本モータリストクラブ)シリーズやJMS(日本モータスポーツ記者会)トロフィーとして国内各自動車メーカーのワークスドライバーたちが日本国内のラリーで覇を競った。トヨタ、日産、三菱、スバル、マツダ、いすゞと各直系スポーツクラブを主体としたラリーチームの活躍が、当時のWRCやサザンクロスラリーなどの海外ラリーでの日本車の活躍に結びついた。
昨今日本各地でもヒストリックカーラリーイベントの開催が増えているが、往年のラリードライバー/ナビゲーターが「オレたちの出たいラリーがない」ということで昨年スタートしたのがこの「Legend of THE RALLY(レジェンド・オブ・ザ・ラリー)」だ。
この「Legend of THE RALLY」は、今年も2013年11月8日(金)〜10日(日)に群馬、長野周辺350kmで開催される。
ラリーの格式はJAF公認準国内ラリー、第一種アベレージラリー(クローズド併設。クローズド参加の場合はJAF競技ライセンスは不要 。ロールバー、ヘルメット不要 標準3点式シートベルトで参加可能)。参加車両は1993年12月31日までに製造された車両で、ラリーコンピュータの使用は禁止。
参加車両クラスは、Legendクラス(1969年以前に製造された車両)、Historicクラス(1970〜1979年に製造された車両)、Oldクラス(1980〜1993年に製造された車両)
なお、事務局からは「参加申し込みの締め切りが10月15日と迫っているので、まだ申し込みの済んでいないチームは、急いでほしい」とのことだ。詳細は同ラリーホームページで。
http://www.legend-of-the-rally.org/
また当時のラリーストたちの間で話題になっているフェイスブック
https://www.facebook.com/pages/Legend-of-the-Rally/509952935698410