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チェザーレ・フィオリオ、自転車事故で重傷

©LANCIA

ランチアとフェラーリでモータースポーツプログラムのディレクターを務めたチェザーレ・フィオリオが、南イタリアにある自身所有の農場の近くで自転車事故に遭い、重傷を負ったと伝えられた。

Martin Holmes Rallying

フィオリオは、1939年5月26日、イタリア・トリノで、ランチア広報部門のチーフだったサンドロの息子として生まれる。レーシングドライバーを経て、63年にHFスクアドラ・コルセを設立。65年にはランチアの正式なワークスチームを任され、チームディレクターとして長年にわたり活躍。その後、フェラーリのF1チームに移った。フィアットグループは、フィオリオの統率下で世界タイトルを18回収めている(写真は1987年モンテカルロラリー時のもの)。

近年ではパワーボートレースにも関わり、世界最大の軽量アロイボディの高速船「デストリエーロ」の乗員として、大西洋横断の記録更新を果たしている。

モータースポーツ界から引退した後は、TVコメンテーターとして活躍する一方で、イタリアのブリンディジ地方にあるカマラダ・ファームで製品開発を行っていた。
(Martin Holmes)



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