TOYOTA GAZOO Racingのラリーチャレンジプログラムにて欧州修行中の勝田貴元と新井大輝が、WRCポルトガルに向けたグラベルテストに参加した後、5月5‐6日、ポルトガル国内のグラベルラリー選手権イベント、ラリーアマランテにフォード・フィエスタR5で参戦。新井が総合優勝、勝田も2位でのフィニッシュを果たした。
2人のトレーニングとともにプリペアと参戦運営も担うトミ・マキネン・レーシングによると、ラリー中は雨にも見舞われるトリッキーなコンディションの中、シフトミスやスピンなどのミスが今後の課題としながらも、2週間後に控えるWRCポルトガル戦参戦に向けて、絶好の準備になったとしている。優勝を果たした新井は
「とにかく、みんなに感謝したい。ついに、総合トップでのフィニッシュを果たした。今回のラリーは、WRCポルトガルに向けてのプリペアとして完璧だった」とコメント。
「このラリーでは総合2位でフィニッシュ。かなりいい結果だと思う。とてもハッピーだ」と、WRCラリーポルトガルに向けて手応えを感じたようだ。
ラリーアマランテ グループX5 最終結果
1. 新井大輝/グレン・マクニール(フォード・フィエスタR5) 56:39.1
2. 勝田貴元/マルコ・サルミネン(フォード・フィエスタR5) +1.2
3. JOÃO BARROS / RUI RAIMUNDO(フォード・フィエスタR5) +55.3
トミ・マキネン・レーシングは、Facebookで参戦ダイジェスト動画を公開している。