WRCイタリアサルディーニャは快晴の6月11日、プティフィガリ(4.33km)でシェイクダウンが行われ、ダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)が、4回の走行中、3回目でトップタイムをマークした。クリス・ミーク、マッズ・オストベルグのシトロエン DS 3 WRC勢2台が続いた。
「このラリーでよりグリップを得られるよう、サスペンションに取り組んできた」とソルド。
「ステージは終盤、非常にラフになった。石ではなく、路面がソフトだからだ。適切なラインを見つけるのがすごく難しい」
「この道は、ラリーで使われるステージとはあまり似ていない。最初の2kmは問題ないが、終盤はまったく違う。しかし、このラリーは様々なキャラクターがたくさん盛り込まれているから、どれが通常なのかを言い表すのは難しい」
一方、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエとヤリマティ・ラトバラは、ソルドから1.1秒遅れの同タイムで4番手だった。
「シェイクダウンは順調だった」とオジエ。
「ポロR WRCはラリーに向けていい仕上がりになっている。ルートのコンディションは今回非常にテクニカルなので、昨年よりも格段にチャレンジングだ」
一方、前戦での優勝からの勢いをつなげていきたいラトバラは「リラックスしたアプローチで臨むと同時に、完全集中していこうと思う」とコメント。
「気温は夏のようだが、アツいのは気温だけが理由じゃない。今日はスタートからいいリズムをつかんだ。準備はできているよ!」
ラリーイタリア シェイクダウンタイム
1.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) 3:27.4
2.クリス・ミーク(シトロエン)+0.2
3.マッズ・オストベルグ(シトロエン)+0.9
4=セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)+1.1
4=ヤリマティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)+1.1
6.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)+2.0
7.ロバート・クビカ(フォード)+2.9
8.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン)+3.9
9.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)+4.3
10.オィット・タナック(フォード)+5.1