現在行なわれているWRC第11戦フランスで、上位を争っていたセバスチャン・ローブが横転。引退ラリー最終日にリタイアを喫することになった。
ローブは最終日を首位のヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)から5秒遅れの総合4番手でスタート。コースは雨に見舞われており、ローブはスタートから1kmほどのところにある右コーナーで横転。DS3 WRCはルーフを下にしてディッチの中に止まり、リタイアを喫することとなった。
ローブの直後にスタートしたティエリー・ヌービル(フォード)は「ひどい路面コンディションだった。ローブは右高速コーナーでコースアウトして裏返しになって止まっていた」
なお、ローブとコ・ドライバーのダニエル・エレナにケガはない模様。ローブのリタイアは2012年のサルディニア以来となる。